日本人がタイで不動産を購入する手順を紹介

タイ不動産購入手順①

タイでは外国人が土地を購入することはできないので、ここでいう不動産とはコンドミニアムのことを指します。
日本人がタイで不動産を購入するには、まずタイの不動産を扱っているエージェントと連絡を取る必要があります。タイ現地のエージェントと日本のエージェントがいますが、タイ現地のエージェントは日本の商取引の慣習とは大きく異なることもあるので、海外不動産の購入に不慣れな日本人の場合は日本のエージェントを選んだ方が無難です。

タイ不動産購入手順②

日本人がタイで不動産を購入する手順を紹介

エージェントが決まったら内見を申し込んで現地視察をします。図面や書類の情報だけでなく、実際にコンドミニアムの内装や設備を自分の目で確かめていきます。

タイ不動産購入手順③

複数の物件を内見したら購入物件を選定します。個人によって居住用か賃貸用か、新築か中古か、価格帯などの違いがありますが、ピッタリの物件が見つかれば購入手続きに入ります。

タイ不動産購入手順④

物件を購入するには予約が必要です。予約に必要な情報を記入し予約金を支払います。予約金は一般的に購入価格の1%ぐらいで、基本は現金払いですが、クレジットカードが使える場合もあります。

タイ不動産購入手順⑤

予約が完了したら予約金以外の分割払い方法を決めると共に契約書の交付・署名を行います。契約書はタイ語ですが、英語訳が付いていることもあります。この時点でエージェントにコンサルティング料金を支払うことになります。

タイ不動産購入手順⑥

新築物件の場合、残金の10~15%ぐらいを予約完了後2週間~1か月以内に支払わなければなりません。その数か月後までにさらに10~15%ぐらいの支払いが必要になることもあります。物件が完成する3ヶ月ぐらい前になると残りの60~80%を全て支払います。それと同時に修繕積立金や共益費などの諸費用を支払うこともあります。
中古物件の場合はまず10~20%ぐらいの手付金が必要になり、契約完了後の期日までに残りの全額を支払います。

タイ不動産購入手順⑦

購入が完了したら登記を移転します。移転には土地局に収める登記費用がかかります。新築物件の場合は購入価格か評価額の2%ぐらいを、通常デベロッパーと折半して支払います。中古物件の場合は売主が全額負担してくれることが多いです。

タイ不動産購入手順⑧

登記が完了すると引き渡しが行われますが、その前に立ち入り検査が行われて瑕疵がないか確認されます。立ち入り検査に問題がなければ鍵が渡されて引き渡しも完了です。以上で全ての購入手順が終了です。

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