なんで人気なの?海外移住先として人気のタイ!その魅力に迫る

日本人の海外移住者数は約200万人と言われています。移住先として最も多いのがアメリカで中国、オーストラリアと続きタイは4番目の国で7万人ほどが暮らしています。移住者の多くは企業から派遣された駐在員とその家族です。その他にもタイには留学やりアメントビザ制度があり、リタイアメントビザはタイ政府の定める条件を満たしてタイ国内で就業しなければ居住が認められます。

駐在員は自分の好みにかかわらず会社の命令によってタイに移住しますが、留学やリタイアした人たちはご自分の意志でタイに移住しています。リタイアした人たちの移住先としてはマレーシアやハワイそしてタイが上位にランクされています。その中でマレーシアはリタイアメントで移住する条件が厳しくなりハワイは物価高で高額所得者しか居住できなくなっています。タイは物価上昇が続いていますが、リタイアメントビザの条件が緩く首都バンコクだけでなく古都チェンマイやリゾート地として観光客が絶えないプーケットなど趣が異なるたくさんの都市があります。では、タイは日本人の移住先としてどのようなところが魅力なのでしょうか。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

タイ | バンコクの不動産 アパートマンション スックリビング

海外移住先としてのタイの魅力

日本とタイは飛行機で約6時間で時差は2時間ですので朝出発すればその日の夕方には到着するほどの距離です。1年を通して温暖な気候は数ヵ月寒さを我慢しなければならない日本では考えられないほどの憧れです。さらに日本よりも生活費が安く済ませることができるのも大きな魅力です。このように日本と比べて抜群に過ごしやすく思えるタイの魅力はどのようなところにあるのでしょうか。ここでは項目別にタイの魅力を紹介します。

 

  • 日本よりも生活費が安い

 

これまでタイの物価は日本の1/3と言われてきましたが、日本は30年ほど物価や賃金が変わらず、発展途上国のタイは毎年賃金と物価が上昇しているため以前ほどの差はなく2023年は円安の影響もありその差は徐々に縮まってきています。しかし、交通機関ではタクシーの初乗りは35バーツ(202351日現在1バーツ4円)、BTS(高架鉄度)の1区間料金は17バーツです。食事は屋台やフードコートのタイ料理なら5070バーツ、コーヒーやジュースなどのテイクアウトは3050バーツです。住居は日本人がたくさん暮らすプロンポンなどの高級住宅街以外ではスタジオタイプのお部屋で10,000バーツ、12ベッドルームでも15,000バーツならプールやフィットネスジム付きのコンドミニアムで暮らすことができます。また、光熱費や携帯電話などの通信費も日本の半額くらいです。

一方、スーパーマーケットで購入する日本製品は日本の価格の3倍、レストランの日本食は日本の価格と同程度ですので日本の食材ばかり購入して外食も日本食になると日本よりの食費は高くなります。タイで生活するにはタイ料理が食べられて交通機関も上手に利用できるようになれば生活費はグッと安くなります。

 

  • 温暖な気候の中で暮らせる

 

すでに紹介しましたがタイは1年を通して温暖な気候ですので寒さが苦手な方には天国のような国です。タイの季節は暑季と雨季、乾季になります。暑季は3月から6月ころまで続く最も暑い時期で、さすがのタイ人もこの時期に外に出るのは嫌がるほどです。雨季は6月から10月ころまでで雨の降る日が多いですが日本のように1日中雨が降ることはめったにありません。1時間ほどのスコールで雨の降った後は急激に気温が下がり過ごしやすくなります。乾季は11月から2月ころまでで雨が降らずバンコクでは最高気温が30度を下回り最低気温が20度以下になることもあります。1年で最も過ごしやすいのがこの時期と言えます。

このように1年間安定した気温がタイの魅力と言えます。

 

  • 日本から比較的距離が近い

 

日本の東京とタイバンコクの距離は約4,600㎞です。東京から沖縄の那覇までが約1,500㎞ですのでその3倍になります。時差は日本より2時間遅く飛行機で約6時間のフライトです。ヨーロッパやアメリカのように日本との時差がありますと日本の知り合いの方などと連絡が取りづらいですが、タイならそれほど気にすることはありません。また、急用で日本に帰国する時も6時間で帰れますのでそれほど心配することもありません。このように日本と簡単に連絡ができて簡単に帰れるところも魅力です。

 

  • 時間がゆっくり流れる

 

タイの最も魅力なのは時間がゆっくり流れているところです。時間に正確な日本人には時間を守らないタイ人が不思議に思えるかもしれません。これは単にルーズと言う事ではなく、タイは資源が豊富な国なのであくせく働かなくても食べていけると考えられています。一方、日本は資源が乏しい国ですので一生懸命働かなくては生きていけません。タイでは日本人からするとバンコクでもゆっくり時間が流れているように感じますが、タイの地方に行くとまるで時間が止まっているように思えます。しかし、そんな時間の流れはなぜか懐かしく感じることもあります。それは忘れてしまった昔の日本の生活がそこにあるのかもしれません。

 

このように移住先としてのタイの魅力は生活費の安さやちょうど良いくらいの日本との距離感、過ごしやすい温暖な気候、そして昔の日本を見るようなのんびりとした暮らしがタイの魅力です。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

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