日本では大家族が減っており、核家族、一人暮らしが当たり前の世界。もちろんのこと
住宅環境も大家族にマッチングした設計はほとんどなくなっているといえるでしょう。
それぞれの間取りに適した家族構成
もちろん、マンションでも3LDK、4LDKが大きいといわれる間取りです。
そして、リビングの大きさなどがことなるくらいでほぼ変わりないといえるでしょう。
仮に大家族の定義を今の時代に合わせて祖父母、両親、子供2人の6人という3世代家族にはマッチすることはまずないといえるでしょう。
そこでモデルとした大家族といえば、一戸建てが基本になってくるわけです。
そして、どのような間取りがよいのでしょうか。それこど、大家族でも使い易い間取りは?といった観点でいくつか事例を挙げていきたいと思います。
大家族に適した間取りを調べてみた
まずはリビングです。
これは何といっても広いに越したものはありません。
そして、大家族ということであれば、その広さだけではなく、フローリング、要するに洋間、さらには畳の和室がバリアフリーの形でつながっているような間取りであれば、非常に使いやすいと思います。人数が多ければ、洋間のテーブルだけではどうしても同じスタンスではすごしづらいことになります。
間取りに工夫をし大家族でも住みやすくする
そして、有効に面積を活用するために建蔽率も加味して、3階建てにしてみるのもお勧めです。
1階は家族全員。2階は祖父母、3階は子供と両親といった使い分けです。
それぞれの部屋数の多さは大きな問題ではなく、ポイントになるのは世代によるフロアの使い分けです。生活をうまくまわるためにも共有するスペース、そして別で生活するスペースをうまく分けることは非常に有効な手段だといえます。
各フロアー毎に住む人の構成を考える
次に、1階のリビングだけではなく、3世代が有効に使える集えるスペースをもう一つ確保するスペースがポイントです。それはもちろん、1階が好ましいわけですが、この場合、来客時の応接室を設けないことになります。
こうした応接室をリビングの洋間ととらえれば、問題なく、家族が集えるスペースに変えていくことも可能です。
そこには大きなソファがあり、世代を超えていっしょに視聴可能な大画面テレビを設けたり、照明を設けることも雰囲気づくりに生かされるのではないかと思います。
まとめ
ここまであげてきた通り、だんらんの場所、世代ごとの場所をうまく間取りを活用して設けていけば、非常に有効な生活を送る環境づくりになると思います。これを考えていくと注文住宅という選択肢になるでしょうか。