上京区の特徴
京都市の最中心部に位置するのが上京区。平安時代には貴族の街であったことから、現在でも残された古い街並みを楽しむことができます。
その名残もあるためか、上京区は市民から高級住宅地として認識されているようです。その中心となる京都御苑が大きくその一角を占め、町の中心部にもかかわらず木々の緑が多く、その周りに他区と比べてハイグレードなマンションが多く存在します。
また上京区は平安時代から区画整理されている土地のため、現在もその区画に沿って建築物が建ち並んでいます。また、商人の町の一面が色濃く残る「西陣」と言われる地域は庶民的で、ブームともなった京町家が多く存在するのも上京区です。
京都駅からの距離も比較的近く、京都府庁舎や京都市考古資料館、京都市歴史資料館等の政治的・文化的施設が多い上京区。
高級住宅地と庶民的な住宅地が混在した上京区の家賃相場は幅広い価格帯に設定されています。
アパートの値段
京都市上京区のアパート・マンションの相場は様々に設定されており、単身の方向けのお部屋から、ご家族向けのお部屋まで用意されている物件が多い特徴が御座います。
京都の北区エリアの詳細を知りたい方はお読みください。
このエリアの特徴として、立地利便性に優れている点が挙げられます。
日常生活用品の買い出しや、ご家族でご入居される方のお子様向けに用意された学習塾や幼稚園、その他にも保育園があり、生活環境が整っているメリットがあります。
比較的、お家賃設定も良心的になっているので、お得物件をお探しの方には嬉しいメリットです。
京都でお住まいを探すとなれば、もちろん京都市内、さらには北山や河原町、岡崎といった有名なエリアを検討することが多くなるでしょう。
しかしながら、京都市内はマンションであれ、一戸建てであれ、とにかく家賃さらには土地が高くなっています。さらには京都市内の自動車の込み具合はかなり厳しいものがあり、自家用車での生活が難しいと言わざるをえません。
そこで京都の住まい探しでおすすめのエリアとしてあげたいのが京田辺市、城陽市といった奈良県、大阪府に面したエリアになります。
開発が進むエリア
このエリアは比較的新しいマンションや住宅が並び、ここ20年近くで開発が進んだエリアになります。
まず、電車の利便性から説明します。京都市内には近鉄電車で30分程度、そしてJR学研都市線を活用すれば30分程度で大阪市内にアクセス可能です。また、奈良県にも面していますので奈良駅などにもアクセス至便なところがメリットです。
次に自動車を活用した移動です。こちらは24号線を中心に南北に走る幹線しかむかしはなかったのですが、今は京奈和、京阪奈など様々なアクセスが確立されており、京都市内、奈良県、大阪府、そして滋賀県にも簡単にアクセスることができます。もちろん、行先によっては渋滞しますが、京田辺市などはそれほど込み合うこともないので非常に利便性は高いと思います。
また、京都市内に比べると土地も安いこともあって、駐車場代もさほどかからず、維持費の面でもコスパフォーマンスは高くなります。
お買い物について
次にお買い物についてです。まずなんといっても、同志社大学、同志社女子大学、奈良女子大学などが近隣にあるため、コンビニエンスストアやスーパーは高級路線から庶民路線までどこに行ってもたくさんありますので安心できます。また、最近松井山手に会員制のホールストアコストコもできたのでまとめ買いも可能ですし、アウトレットモールも滋賀の竜王、大阪の鶴見、兵庫三田のプレミアムアウトレットなど簡単にアクセスすることが可能です。
こうした利便性の高い立地に加えて、まだ土地が安いこともあり、マンションであれ、一戸建てであれまだまだ庶民でも手が届く範疇にあるといえるでしょう。
この辺りはマンションよりどちらかといえば、一戸建てのほうが多いのですが、問題になるのであれば、駅から遠い場所にならないようにうまく住まいを見つけることでしょうか。やはり、いかに電車が便利でも駅から離れていてはその利便性も半減してしまいます。