季節の節目などは引越などが多くなり、不動産屋も忙しくなる時期です。特に春先などは年度が変わる時期で、物件探しをする方も多いのではないでしょうか。
部屋探しをしている方に多いのが「賃貸で良く聞く管理物件ってなに?」という疑問。不動産会社などによっては物件情報に明記していたりもしますから、気になる方もいるでしょう。
・管理物件とはどんなものか
住宅物件には大きく分けて2種類の物件があります。一つは『一般物件』、もう一つが『管理物件』です。
この2つの違いは管理をしている人の違いで、一般物件は大家さん個人が、管理物件は不動産会社が管理している物件ということです。
・管理物件のメリット
管理物件のメリットは、主な物は次の2点。『家賃が自分の口座から引き落とされる』、『トラブル対応が迅速』というものです。
まず、『家賃が引き落とし』の何がメリットかというと、「支払時に振込手数料が掛からない」ということです。
一般物件の場合、家賃の支払いは「大家さんの口座へ振り込み」となります。その場合、家賃支払いの度に振込手数料が掛かるわけですから、1回数百円でも年間12回にすれば数千円の差になります。
大家さんによっては直接家賃を手渡しという方法もありますが、それも手間がかかりますから、やはり引き落としの方がラクでしょう。
・トラブル対応が迅速
次に、『トラブル対応が迅速』というものですが、一般管理物件ですともし仮に部屋のトラブルや他の住人とトラブルになった場合、その仲裁や解決は大家さんが行います。
しかし、大家さんは大抵個人で管理していますから、24時間すぐに対応というのは無理な話で、緊急時のトラブルには対応が遅れてしまいます。
管理物件であれば、不動産会社が管理していますから、緊急のトラブルであっても迅速に対応してくれますし、会社によっては24時間対応ということもあります。