土地の購入をする際に覚えておきたい基礎知識として以下にご説明致します。

土地購入の為の基礎知識

 

1、等高線

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地形図で見ると、地表面の傾斜が急な土地では、等高線の間隔は密(等高線の間隔が狭い)になているのに対して、傾斜が緩やかな土地では等高線の間隔は疎(等高線の間隔が広い)となっています。

 

なお、地形図の上で、斜面の等高線の間隔が不揃いで大きく乱れているような場所では、過去に崩壊が発生した可能性がある事に注意が必要です。

 

2、盛土・切土

宅地に適した平らな土地を作る為、でこぼこな地盤に土を盛る事を盛土、山等を切り取る事を切土といい、盛土や切土によって人口的に形成された斜面の事をのり面といいえます。

 

土地の購入をされる時は意外と上記のような基礎知識があると不動産会社と話しをする際に便利となってきます。不動産購入の際には基本知識となってきますので、覚えておきましょう。

 

盛土は、十分に地盤が固まるまで沈下していく量が大きいのに対して、切土はもともと固まっていた土地の表層を切り取ったものなので、沈下していく量は盛土部分に比べて小さくなります。

 

その為、盛土部と切土部にまたがる区域では、地盤強度が異なる為沈下量の違いにより、不同沈下を生じ易くなります。

 

土地の購入の際には上記でご説明したような難しい土地を購入される事はまずないでしょうが、このような知識を持つ事により、土地購入の際にもどのような視点からチェックをして判断をすれば良いのかという練習にもなります。

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