若者の憧れのエリア
京都は国内有数の観光地の1つです。古来から残された美しさや伝統に憧れる人も多いことでしょう。また、オシャレなショップが多く、若者の間で注目されているエリアでもあります。そんな京都で注意したいのは気温です。盆地のため夏の暑さはこの場所になれていないと厳しいと感じることもあります。そのため、物件選びをする条件の1つにエアコンありは視野に入れておくと良いでしょう。また冬の寒さも独特です。これまで住んでいた場所と冷えかたが違うと感じることもあるかもしれません。
そんな京都には有数の大学もあり、大学に合格すると住む場所に苦戦します。苦戦といってもたいへんなわけではなく良い物件が次から次へと埋まっていくというものです。人気のマンションやアパートは多くの人が見て条件が良く、目をつけた物件が次に訪れた時もう住む人が決まっていた…なんてこともあります。
大学生の人気エリア
大学生が暮らす人気エリアの1つが左京区です。中でも高野川エリアは安くて良い物件が集中している場所です。自転車を利用すれば15分から20分ほどで四条に出れることも選ばれている理由の1つと言えるでしょう。
賃貸料の相場は出町柳が6万円、元田中が5万円、茶山だと4万5千円から5万円くらいです。郊外に向かうほど賃貸料は安くなります。レトロでオシャレなカフェや雑貨ショップなどもあり、休日はこれらのショップが楽しみスポットとなるのではないでしょうか。
北区北山エリアも大学生が住みたいエリアの1つです。魅力はやはり自然と伝統がバランス良く調和されていることでしょうか。落ち着いた環境で、住む場所としても最高のエリアです。また、アクセスの良さも利点で頻繁に大学に通う学生としては絶好の環境と言えるでしょう。商業施設もあり、ショッピングを楽しめます。
賃貸料の相場は北大路が4万4千円から6万円、北野白梅町が4万5千円ほどです。美味しいお水でいれた味わい深いコーヒーをいただけるカフェやセンス抜群の和菓子ショップ、町屋を改装したコーヒーショップなどあり、お休みの日にコーヒー片手にくつろいだり、手土産を買って帰ったり素敵なライフスタイルが送れることでしょう。
伏見エリアも中心部から少し離れていますが、暮らしやすい場所として注目されています。暮らしやすさの理由の1つが利便性の良さです。スーパーがあり、食材を調達する際困ることはありません。また、雰囲気が良く美味しい飲食店が点差していることも魅力です。リノベーションされたかわいらしいお店が多く、隠れ家的な存在のカフェやバーもあります。
そんな伏見の賃貸料の相場は藤森が4万円から5万円とリーズナブルです。美しい街並みを挑める夜景スポットもあるので、デートや友人同士で遊ぶ際足を運んでみるのも良いでしょう。
物件を決めるタイミング
大学が推薦で決まったという人は早い段階で物件選びに取りかかることができますが、その時期に確実に空く物件かどうか分からないこともあります。また、賃貸を決める理想の時期が12月から1月とされていても、2月に入試を受けないことには大学に入学できるか分からないという人もいます。
デメリットはつきもの
通いやすさを重視するのは基本的なことですが、まずはその土地のメリットとデメリットを知っておくことが大切です。良い点はわりと早く見つけられます。むずかしいのはデメリットです。デメリットとどう向き合うかが要となります。マイナスがあるからここは却下…という見方をするのではなく、どこにしてもマイナス点がつきものと思っておきましょう。マイナス点とプラスポイントのバランスを考慮して最終的に選ぶと良いです。