海外の不動産は高い利回りが魅力ですが、どの国を選んでもよいわけではありません。政治的に不安定な国もあれば、経済成長が見込めない国もあるからです。

これから海外で不動産投資を始めるなら、そうした国を避ける必要があります。地政学リスクを最小限に抑え、大切な資金を守るためにも慎重に選ぶべきでしょう。

安全に不動産投資できる海外の国のランキングを紹介

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海外で不動産投資をする場合、経済成長が見込めて政治的にも安定した国がおすすめです。以下はランキング形式でおすすめの国を5つ紹介します。もし悩んだ時は、以下の5カ国の中から選んみてはいかがでしょうか。

5位:シンガポール

第5位に選んだシンガポールは、東京23区とほとんど面積が変わらない小さな都市国家です。安定した政治基盤と経済成長を両立させているほか、海外からの投資にも積極的な姿勢が評価されています。

不動産も利回りが比較的高く、海外からの投資家も少なくありません。日本人にも身近な国ですので、不動産投資を始めるならシンガポールを選ぶのもおすすめです。

4位:マレーシア

第4位のマレーシアは、将来的に大きく飛躍すると考えられている新興国です。近年も目覚ましい経済発展を遂げていますが、今後はますます伸びると予想されています。

海外からの不動産投資も活況で、アジア諸国の中ではトップクラスの利回りになっています。ただし、新興国ゆえに不安定な側面もありますので、投資時点での市況はしっかりと確認しておきましょう。

3位:オーストラリア

第3位のオーストラリアは、安定した経済力と政治基盤を持つ国です。先進国の中では比較的高い経済成長を実現しており、オーストラリアへの海外投資も年々増加しています。

なお、不動産投資も比較的多く、投資信託やETFなどを通じて投資することもできます。そのため、資金が限られる場合は投資信託などで間接的に投資をするのもよいでしょう。

2位:イギリス

第2位のイギリスは、皆さんご存知のとおり先進国の一つで、日本と非常に似ている部分も少なくありません。EUを離脱したとはいえ経済基盤は強く、政治の安定性なども強みになっています。

海外からの不動産投資にも積極的で、取引面での安全性も確保しやすいのが魅力です。物件の契約までには時間を要しますが、安定した利回りを実現しやすいため、時間をかける価値はあります。

1位:アメリカ

そして最後がアメリカです。やはり世界一のGDPと底堅い経済成長率、安定した政治基盤は代えがたい物があります。他の新興国ほどの利回りは期待できませんが、日本よりも利回りは高く、かつ安定性という意味では日本以上でしょう。

アメリカは不動産投資も活発で、中古物件も多いのが魅力です。英語ができればコミュニケーションも取りやすいため、人によっては他国よりスムーズに取引できるでしょう。ETFや投資信託も多数ありますので、こうした商品を通じて投資するのもおすすめです。

海外で不動産投資するメリット

上記の5カ国はいずれも投資に最適な国ですが、そもそも海外で不動産投資にメリットはあるのかと疑問が浮かぶ方も多いと思います。確かにリスクも多いですが、以下の2つはリスクを差し引いても魅力的なメリットといえるでしょう。
高利回りで資金の効率を最大化できる

海外へ不動産投資する一番のメリットが利回りと資金の効率アップです。先進国のアメリカやイギリスはもちろん、新興国は日本よりも高利回りの物件が多くあります。

特に新興国は今後の経済成長にも期待できるため、不動産価格が高騰することも考えられます。上昇したタイミングで売却すれば、多額の利益も得られるでしょう。

先進国なら政治経済が安定している

新興国は政治経済の基盤が不安定な地域もあります。しかし、先進国であれば安定していますので、安心して投資することが可能です。上記のランキングでご紹介したアメリカやイギリスは、いずれも安定しているため、新興国に不安を感じる方は検討の余地があります。

海外の不動産投資は検討の余地あり

一口に投資といってもさまざまありますが、不動産投資は高い利回りが魅力です。特に海外は高利回りのほか、将来の経済発展も見込めるなど、日本にはない強みを持っています。

しかし、ある程度の知識と投資対象国の不動産事情を理解しておく必要があります。投資を始める前に、一通り勉強しておくのもよいでしょう。

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