私は小さいころからマンション住まいに憧れており、結婚の予定もなかなか立たないので、長年の夢であるマンションを購入することに決めました。

新築のこだわりはないので、立地条件を第一優先として、職場に程近い、リバービューの中古マンションを購入しました。

マンションは15階建てで、購入したのは15階。築13年なので、真新しいとはいえませんが、まずまず満足しておりました。
しかし、住んでみると意外なところでこのマンションの欠点が見えてきたのです・・・。

分譲マンションなので、もちろんペット可であると、契約のときに把握はしていました。

私はペットを飼いませんが、実家ではずっと猫がいたので、隣人が飼っていてもある程度は許容できると思っていました。

それに、マンションの最上階に住む人に、そんなに変な人はいないだろうというおごりみたいなものがありました。
引越しの日に両隣のお部屋に挨拶に伺いました。

隣人の老夫婦

建て売り物件と注文住宅の違いについて

一方の隣の方は、60代くらいのご夫婦。品のよい方たちで大変安心しました。
そしてもう一方の隣の方へ挨拶に。チャイムをならすと、最初に聞こえたのは、獰猛な犬の鳴き声でした。

あまりに低くて大きい声にひるんでしまいましたが、お声をかけると、60代くらいの女性が出てきました。
かわいらしいミニチュアダックスフントを抱えていらっしゃいました・・・。

ご挨拶を済ませると、そのご婦人は「うちは5人家族なの。ミント(ミニチュアダックス)に、ウルフ(ドーベルマン?)に、ジョンに・・・」
びっくりしましたが、その時は適当に話を合わせて、早々に失礼しました。

まさか隣人が4匹も犬を飼っているなんて。内見のときは、管理会社の方はそんなことはおっしゃっていませんでした。
私は昼間は働きに出ているし、一人暮らしで帰っても寝るだけ・・・。と思い直し、ひとまず忘れることにしました。

しかし、早くも初日の夜に異変を感じたのです。
窓を開けて夜風を部屋に入れていると、とにかく「キャン、キャン、ウー、ワン!」犬たちの大合唱が聞こえてきます。

働いている身にとっては、夜寝る前のこの時間が一番のリラックスタイムなのです。(泣)
犬たちはとても興奮しているようで、1時間くらいは鳴き続けていました。

たまたまだったのかな。と、その日はスルーしましたが、夜の大合唱は毎晩続きました。
窓を開けるのはもちろんやめました。それでも声は響いてきます。

ある日、意を決して隣人の女性を訪ねました。すると「私はこのマンションに最初から住んでいて、ずっとこの調子だけど誰も何も言ってこなかった。最近
来たあなたのことを信用して聞き入れることはできない」と言われました。

意味がわからない!と思いました。もちろん管理会社に報告し、改善を要求しましたが、まったく変わりません。

このままストレスを抱えて住み続けるのか、すでにもう迷っています。
分譲マンションは、賃貸とは違って、解決策に苦しむことが多いと思います。

前の住人は、きっと耐えかねて引っ越したのだと思うと、なんとなく歯がゆい気分になります。(泣)

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