タイの飲酒事情!お酒を飲んで良い年齢や禁酒日などを解説!

タイは日本と同じ仏教を信仰する国です。しかし、日本の仏教は大乗仏教でタイは上座部仏教なので同じ仏教でも異なります。また、タイは日本よりも厳しい法律があります。その一つが飲酒にまつわるルールと法律です。

日本は飲酒が可能な年齢は法律によって20歳以上と定められているだけで、24時間お酒の入手が可能なアルコールに関しては世界的にも甘い国です。一方、タイはお酒の飲酒や販売に対しての規制が厳しく法律で定められています。日本人からすると不思議に思えるかもしれませんが、注意する必要があります。

この記事は、タイの飲酒事情としてお酒を飲んで良い年齢や禁酒日、タイのお酒事情を解説いたします。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

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タイで飲酒可能な年齢

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タイでは2008年までは18歳から飲酒が可能でしたが、法律が改正されて20歳からに引き上げられました。タイの法律では未成年が飲酒をすると1年以下の懲役か最大2万バーツの罰金、またはその両方が科せられます。飲酒ができる年齢は日本と同じなので覚えやすいですね。

 

お酒の販売時間

タイでは日本のように24時間お酒は販売できません。お酒が販売できる時間は1100140017002400と決められています。コンビニやスーパーマーケットのレジではこの時間しか通らないところもあります。しかし、街の個人商店やバーなどでは販売できない時間でもお酒が購入できたり、飲めたりできるところもあります。

なお、販売禁止の時間はお酒の販売を規制しているだけで飲酒も規制しているわけではありません。例えば深夜0時前に購入したお酒をその後に飲むことはできます。

このような販売禁止時間が設けられた目的は不明です。

 

タイの禁酒日(祝日)

タイには販売時間を制限するだけでなく販売禁止の祝日があります。販売禁止の祝日は仏教関連の祝日でこの日はスーパーマーケットやコンビニなどで販売不可だけでなくバーなどでもお酒は提供しません。それだけタイ人にとっては重要な日なのです。

2023年の禁酒日の祝日は次の通りです

3月6日万仏祭(マカブーチャ)、6月3日仏誕祭(ヴィサカブーチャ)、8月1日三宝節(アサラハブーチャ)、8月3日入安居(カオパンサー)、10月29日出安居(オークパンサー)

 

タイの禁酒日(選挙)

祝日以外でお酒の販売禁止になる場合があります。販売禁止は選挙の投票日当日と前夜、期日前投票日も該当します。

投票日前日・期日投票前日 18002400

投票日当日・期日投票日 0002400

選挙の時は禁酒の制約が厳しく、公共の場で飲むことは禁じられています。どうしても飲みたい方は、事前に買いだめして自宅で飲むようにしましょう。

 

お酒を飲んではいけない場所

 

タイは日本のようにどこでもお酒が飲めるわけではありません。

寺院や病院(薬局を含む)、役所、ガソリンスタンド、公園などが禁酒のエリアです。

これらの場所で飲酒をすると6カ月未満の懲役か最大1万バーツの罰金、あるいはその両方を科せられます。

その他でもタイでは飲酒を禁止されている施設の前の路上などでお酒を飲んでいると取り締まりを受ける場合があるので気をつけましょう。

 

タイのお酒

 

タイは日本と同じように国産のお酒があります。タイでよく飲まれるのがビールとウイスキー、ブランデーです。

・タイの国産ビール

タイの国産ビールでよく飲まれているのがシンハ―、リオ、チャーンの3つになります。値段はシンハ―が高くリオ、チャーンの順になります。

また、タイのビールの発音はシンハ―が「ビアシン」、リオビールは日本ではレオビールと紹介されていることもありますがタイ語では「リーオ」になります。

また、タイでは輸入ビールもよく飲まれています。その中でもハイネケンやカールスバーグ、タイガービール、サンミゲルなどはスーパーマーケットで販売されバーなどで飲むことができます。

タイのビールの飲み方で特徴的なのは、氷を入れて飲むことです。タイは暑い国なのでエアコンの効いてないところで飲むとあっという間にぬるくなります。暑い国ならではの理にかなった飲み方といえます。

・タイ国産のウイスキーとブランデー

外国人はタイのビールは飲んでもウイスキーやブランデーを飲むことは少ないと思います。ウイスキーの原料はスコッチウイスキーが麦でバーボンウイスキーはトウモロコシですが、タイのウイスキーの原料は米ですので世界中で知られているウイスキーとは少し違います。

タイでよく飲まれているのはメコンとホントーンです。また、リージェンシーというブランデーがあります。タイでは輸入ウイスキーもよく飲まれていますが、圧倒的に国産ウイスキーが安いので現地のタイ人に好んで飲まれています。

 

タイのお酒事情について解説いたしました。タイ日本と異なり販売禁止時間や禁酒日などが設けられて、お酒を飲んでいけない場所があります。それだけお酒に関しては厳しい国なので旅行でタイに行く時にはこまめに確認しましょう。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

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