不動産に投資する際には、まとまったお金を用意するためにローンを組むのが一般的です。しかし、海外不動産投資のためのローンは国内の不動産を対象としたものと何か違いがあるのではないかと不安に思う人もいるでしょう。そこで、海外向けの不動産投資ローンについて説明します。
1.海外不動産投資のためのローンの選択肢は3つ
海外の不動産を入手するために組むことができるローンは大きく分けると下記の3つがあります。
・国内の金融機関で不動産投資ローンを組む
・国内の金融機関の提供するフリーローンを利用する
・現地の金融機関でローンを組む
国内の金融機関で海外不動産投資のためのローンを提供しているサービスはいくつか存在します。ただし、融資を受けるためには審査に通る必要があるため、事前にきちんと条件を確認しておきましょう。
また、使途が自由なフリーローンを利用して海外不動産を取得するという方法もあります。ただし、フリーローンといっても、投資のための資金として利用できないケースもあるため注意しましょう。
現地の金融機関でローンを組んで不動産を取得するという選択肢もあります。この場合は言語の壁が問題になるため、専門家に仲介してもらうことが大切です。海外不動産投資を専門的に扱っている企業であれば、現地の金融機関でローンを組むのを仲介してくれるサービスを提供しています。
2.担保について
不動産投資ローンを利用するには担保を設定する必要があります。こちらは、すでに国内で所有している不動産を担保にできるケースが多いです。ただし、担保となる不動産に条件が設定されていることもあります。また、これから取得する海外の不動産を担保にできるケースもあるでしょう。担保の設定については、それぞれの金融機関で定める条件が違っているため、事前によく確認してください。
海外の不動産を担保にできるローンであっても、特定の国にしか対応していないケースがあります。これは、海外不動産を担保にする場合、現地の不動産の価値を金融機関が正確に鑑定する必要があるからです。
3.審査の基準について
海外向けの不動産投資ローンについては、それぞれの金融機関ごとに独自の基準を設けて審査を実施しています。審査の基準としてよく設定されているのは下記のような項目についてです。
・年齢
・年収
・勤続年数
・担保
たとえば、年齢については基本的に60歳未満であることが条件となるでしょう。年収はある程度なければ審査に通らないケースがあります。同じ勤務先に3年以上に渡り継続して勤務していることを基準の一つとしているローンもあります。詳しいことは各金融機関によって違うため、事前に調べましょう。
4.金利に注目してローンを組むことが大切
国内の金融機関から融資を受けるにしても、現地の金融機関を利用するにしても、金利をチェックすることは大切です。基本的に海外向けの不動産投資ローンは金利が高く設定されていることが多いです。ただし、日本についてはマイナス金利政策を導入しているため、金利はかなり低い水準になっています。一方、海外の金融機関は日本のようにマイナス金利政策を導入しているケースは少なく金利は高い傾向にあります。特に新興国では金利が高くなりやすいため注意しましょう。
5.海外向けの不動産投資ローンを利用するポイント
これから海外不動産投資のためのローンを利用するならば、計画性を持つことが大切です。どのくらいのお金を借りるのか、金利を含めると最終的にいくら返済することになるのか、不動産投資でどの程度の利益を得られるのかといった点についてきちんと考えておきましょう。最終的にはローンをしっかり返済して、なおかつ利益が出ていることが重要です。不動産投資会社とよく相談をして、綿密な計画を立てた上でローンを検討しましょう。
6.まとめ
海外不動産投資をするならばローンの問題はきちんと考える必要があります。国内の金融機関を利用する、現地の金融機関で借りるといった方法があります。金利や担保などについてしっかりと考えて計画的に融資を受けましょう。