海外移住先として人気のタイ!その魅力に迫る

タイは日本人の海外旅行先の国として人気で、コロナ禍以前は年間約180万人が訪れていました。同時にタイにはたくさんの日本の企業が進出して数は約5,800社で、そこで働く駐在員やその家族もタイに移住しています。また、タイには、リタイアメントビザの制度があり仕事をリタイアした外国人をタイが定める滞在基準をクリアすれば暮らすことができます。この制度を利用してタイに移住する日本人も多く、リタイアメント後に暮らしたい国としてはマレーシアやアメリカのハワイとともに常に上位に位置しています。日本人の海外移住先を国別に見ると、タイはアメリカ、中国、オーストラリアに次ぐ4番目で、約7万人が暮らしています(2023年時点)。リタイア後の移住先として比べると、マレーシアはリタイアメントビザの条件が厳しくなり、ハワイは物価が高く暮らせる人が限られてきている一方で、タイはビザの条件が比較的ゆるく、首都バンコクのほか古都チェンマイやリゾート地プーケットなど、雰囲気の異なる都市から住む場所を選べます。では、タイはなぜ移住先として人気なのでしょうか。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

タイはどんな国

移住先として人気のタイの国土は約513千k㎡で日本の約1.4倍で人口は約69百万人といわれていて、首都バンコクには約650万人が暮らしています。日本との時差は2時間で、日本の空港からバンコクの空港までは約6時間です。東京からバンコクまでの距離は約4,600kmで、東京から沖縄・那覇までの約3倍にあたります。日本人の人口は約7万人で、多くは駐在員とその家族で、主に首都バンコクに暮らしています。また、リタイアした外国人はバンコク以外にもパタヤやチェンマイ、プーケットなどの観光地でも暮らしています。

タイは1年中暑いイメージがありますが、熱帯モンスーン気候で気温や湿度、雨量など季節によって違いがあります。タイの季節は暑季と雨季、乾季に分けられて最も暑いのは暑季の3月から5月頃です。暑季の後半から雨季に入り10月ころまで続いて気温は徐々に低くなります。11月から2月ころまでは乾季になり、雨は降らず気温も下がり1年で最も過ごしやすい季節です。このように南国のタイにも季節はありますが乾季を除くと日本の7~8月のように蒸し暑い状態が続きます。

タイは仏教徒の国と言われていますが日本の仏教とは異なる「上座部仏教」で国民は信仰心が強く「タンブン(功徳を積む)」や出家の儀式など日本では見られない風習があります。また、プーケットなどのタイ南部の多くはイスラム教で違う国のような錯覚を覚えます。

 

移住先としてのタイの魅力

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このようなタイですがタイには日本人以外にもたくさんの国から移住してくる人たちがいます。その国は、日本のように同じアジアでなくヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなど世界中の国からやって来ます。では、タイに移住する魅力とはどのようなところにあるのでしょうか。

 

1.温暖な気候の中で暮らせる

タイは乾季を除いて蒸し暑い国と紹介しましたがヨーロッパなど寒い国から移住する人にとっては過ごしやすい国で、寒い時期はタイで過ごして温かくなると自分の国に戻る人もいるほどです。日本人にとっても暑季以外はそれほど暑さは気にならないでしょうし、1年中同じ服装で暮らせるのも魅力です。

雨季(10月ころまで)は雨の日が多くなりますが、日本の梅雨のように1日中降り続くことはめったになく、1時間ほどのスコールがやむと気温が下がって過ごしやすくなります。乾季(11月~2月ころ)はバンコクでも最高気温が30度を下回り、最低気温が20度以下になる日もあります。

2.自分の国と比べて物価が安い

東南アジアはシンガポールを除けば物価のやすい国ばかりで、タイは日本と比べても物価が安い国です。タイここ数年物価の上昇が激しく、2022年に始まった円安の影響もあり以前ほど物価の安さは感じなくなりましたが、それでもタクシーの初乗り運賃が35バーツ(2023年5月20日現在1バーツは3.9円)、バンコクのコンドミニアムのスタジオタイプの家賃が10,000から15,000バーツ、タイ料理の食堂の料金が50から70バーツなど日本と比べるとまだ安い金額です。

そのほか、2023年5月時点では次のような金額でした。

  • BTS(高架鉄道)の1区間:17バーツ
  • 屋台やフードコートのタイ料理:50~70バーツ、コーヒーやジュースのテイクアウト:30~50バーツ
  • 家賃:日本人の多いプロンポンなどを除けば、1~2ベッドルームでも15,000バーツほどでプールやジム付きのコンドミニアムに住める
  • 光熱費や携帯電話などの通信費:日本の半分ほど

一方で、スーパーで買う日本製品は日本の約3倍、レストランの日本食は日本と同じくらいの値段です。日本の食材や日本食の外食が中心になると、食費は日本より高くなることもあります。タイ料理を食べ、公共交通機関を上手に使うほど、生活費は抑えやすくなります。

タイに移住する国の人たちは、アメリカやヨーロッパなど日本よりも物価の高い国が多いのでより多くタイの物価の安さを感じるのではないでしょうか。

 

3.親しみやすいタイ人の人柄

タイで暮らしていると人の温かさを感じることがあります。電車で年配の人や、荷物を持った人が乗ってくるとすぐに座席を譲る光景は日常よく見られます。また、炎天下の道を歩いているとオートバイに乗った見知らぬ人が乗せていくのでどこまで行くのか聞かれることもあります。このようにタイ人が困っている人を見た時に率先して助ける姿は他の国ではなかなか見ることはできません。

 

4.時間が止まっているようなタイの暮らし

これまで時間に厳しく忙しく働いてきた日本人から見たタイ人は、何事にも大雑把で約束した時間を守る人が少なくルーズだと思うかもしれません。これは、タイと日本の生活環境の違いが大きく影響しています。タイは食料自給率が高く所得が低い国で、日本はその逆です。日本は働いて所得をえなければ生活していくことができませんが、タイは働かなくても食料が豊富にあります。このような環境のタイではそれほど忙しく働かなくても生活はできます。日本では1日で済ませるようなことでもタイでは何日も同じことをして過ごします。そのようなこれまで経験したことがない時間が止まったような暮らしもタイの魅力です。

5.日本から比較的近い

日本とタイは飛行機で約6時間、時差は2時間なので、朝に日本を出発すればその日の夕方にはバンコクに着きます。ヨーロッパやアメリカのように時差が大きいと日本の家族や知人と連絡を取りづらくなりますが、タイならその心配はほとんどありません。急用で日本に帰る必要ができても、その日のうちに帰国できる距離です。

まとめ

移住先としてのタイの魅力は、温暖な気候、日本より抑えられる生活費、ちょうど良い日本との距離、そして昔の日本を思わせるのんびりとした暮らしにあります。

このようにタイの魅力は日本と全く逆の暮らしができるところです。毎日忙しく働いてきた日本人にとっては戸惑うかもしれませんが、このような暮らしは、昔日本が経験して今は忘れてしまった暮らしのようでなぜか懐かしく感じます。

 

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

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