タイ・バンコクで不動産物件を探す前に必読!交通事情を解説

はじめに

バンコクへの駐在が決まり、「バンコクの市内は何で移動したらいいんだろう」とか「タクシーはぼったくられる?」という不安はありませんか。

今回の記事ではバンコクで生活するに当たり、電車とタクシーはどうやって使い分けたらいいのか、あるいは空港からの移動手段なども踏まえて、詳しく解説していきます。

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まず、「タイの乗り物は?」と言われて、多くの人が思いつくのがトゥクトゥクですね。
しかし、トゥクトゥクだけでは、生活していく上で移動をするのは到底無理です。
バンコクでの生活でよく利用するもの、少し遠出するのに利用するものは次の通りです。

①電車
②タクシー
③バス
④シーロー
⑤トゥクトゥク
⑥ボート
⑦レンタカー
⑧各自の車
では、順に説明していきますね。

電車

バンコクを走る電車は、大きく分けて3つに分かれています。それは次の通りです。
①BTSスカイトレイン
②MRT地下鉄
③ARLエアポートリンク
3つとも会社が別のため、同時に切符を買ったり、1枚のカードにチャージすることが出来ません。どういうことかというと、日本では、1枚のICカードで、JRも地下鉄もバスも利用できますよね?しかし、バンコクでは、それが出来ないということです。そして、通勤で毎日使うから定期を買いたい!と思っても、定期券は存在していません。いずれにしても、毎回切符を購入するのは手間ですし、切符を購入するだけなのにかなりの行列を作っている駅もたくさんあります。なので、ICカードを買って、チャージしておくと良いですよ。
それでは、ひとつずつご紹介していきます。

BTS スカイトレイン・MRT地下鉄

BTSはスクンビット通り沿いを走るのがスクンビットラインです。以前は、モーチット駅からベーリング駅まででしたが、2017年頃からベーリングの先にサムローン駅が開通し、現在は、さらに8駅先まで開通する見通しです。
これに伴い、僅かな金額、値上がりしています。(2019年現在、一駅16バーツ)
サムローン駅より、先は、まだまだ日本人の住居率は低いですが、今後増えていく見込みがあります。駅近くのコンドミニアムでも、2ベットルームで2万バーツ前後とかなり安い賃貸物件があります。
スクンビットラインの他に、シーロムラインがあります。
MRT地下鉄へは、BTSアソークから乗り換えができますよ。
日本人の利用頻度は、BTSに比べて少ないですが、ナイトマーケットへ行く時や週末のチャトチャックマーケットに行く時に便利てます。
住むエリアがスクンビット通り沿いやシーロムエリアの場合は、BTS・MRTの利用頻度が多くなると思いますので、ラビットカードというICカードを購入し、お金をチャージしておくと便利ですよ。
ラビットカードは、駅の窓口で購入できます。

ARL エアポートリンク

スワンナプーム空港から市内につながるエアポートリンク。
荷物が少ない旅行時には、エアポートリンクを使うのがおすすめです。

タクシー

街中、至る所を走っているタクシーは、初乗りが、35Bと安いのでありがたいです。
観光ブックなどには、メータータクシーは、ぼったくりが多いと書かれていることもありますが、そのようなタクシーに当たったことはありません。むしろ、メーターを使わずにありえない金額を提示してくる運転手の方がよっぽど荒手ですので注意してください。
タクシーは、日本のタクシーと同様に、助手席の前の表示が赤く点灯していれば、空車です。その際、タクシーを捕まえるときは手を上げるのではなく、斜め下に手を伸ばします。そうすると、運転手が左に寄せて止めてくれますよ。ドアは自分で開けて、行き先を伝えます。
渋滞していると、乗車拒否される確率が上がります。

トゥクトゥク

タイの代表的な乗り物といえば、トゥクトゥク。旅行に来たら記念に乗りたい!と思っていた人も多いのでは?
しかし、実際にバンコクに住んでみると、街を走るカラフルなトゥクトゥクに乗る機会は全くと言っていいほど、ありません。
トゥクトゥクは、観光客向けの乗り物のになりつつあり、観光地に多くいます。その為、価格設定も高額です。観光地にいるトゥクトゥクは、全てぼったくりだと思って間違いないですよ。
しかし、バンコクに住んでみると違った形でトゥクトゥクに乗ることがあるかもしれません。それは、コンドミニアムやマンション専属のトゥクトゥクです。
駅まで少し距離があるコンドミニアムやマンションには、駅までの送迎をしてくれるトゥクトゥクがあります。
常にコンドミニアムと駅を往復しているものもあれば、決められた時間のみの送迎もあります。
また、駅までに留まらず、希望の場所へ連れて行ってもらえることもありますよ。ただ、その際は、渋滞を考慮して下さいね。

シーロー

軽トラックの荷台に席を作った、乗り合いのタクシーです。
日本人が多く住むプロンポンエリアにもたくさんあります。日系スーパーのフジスーパーにも常に待機していて、つい大荷物でお買い物をしてしまったときは便利です。しかし、フジスーパーにいるシーローは、日本人相手なので、料金が少し高いのがデメリットです。
現地の人が使っているものは、基本的には、駅の近くに停留所があり、人数が集まって出発する乗り物です。1人あたり、6〜10バーツ程です。
しかし、日本人相手のシーローは、その10倍程の値段になります。

路線バス

一定の料金で、しかも、低価格で乗れるのが、路線バス。
バンコク市内には、数多くのバスがありますが、Googleマップで、行き先を調べ、経路を見てみると、なんとバス番号まで反映されるのです。バス停で待っていて、来たバスの番号と自分の乗りたい番号が一致すれば乗り込みます。価格は、6〜30バーツです。エアコンなしのバスは安いですが、エアコン付きになると値段が30バーツ程になります。
灼熱のバンコクで、エアコンなし!?と思うかもしれませんが、窓から風が入ってくるので意外と快適です。
運転手さんの他にもう1人お金を回収する係の人が乗っていて、その人にお金を支払います。小銭を用意して乗るようにしましょう。

水上交通

バンコクのペッブリー通り沿いにある川では、水上ボートが入っています。
渋滞を気にする心配もなく、時短に繋がります。
しかし、ボートが入っているエリアが限られているので、全ての移動に使うことが出来ないのがデメリット。
また、川の水は汚く、場合によっては飛んで来ることもあるので、気になる方は乗らない方が安全と言えます。
料金は行き先によってことなりますが、だいたい20バーツ程です。路線バスと同様に、お金を回収する係の人が乗っているので、その人に行き先を伝え、料金を支払います。1人当たりでの料金設定になるので、人数が多くなった場合はタクシーの方がむしろお得かもしれません。

レンタカー

家族で旅行に行きたい!と思ったり、友達が来た時に、少し遠くまで一緒に旅行に行きたい!と思った時に、おススメなのがレンタカーです。
タイのレンタカーは、基本的にドライバー付きです。
走行距離と時間にもよりますが、バンコク市内のお寺、アユタヤ、エレファントパーク、アジアンティークナイトバザールを周り、1日レンタルして、4500バーツ程でした。これは、かなり格安だと思います。車種にもよりますが、大きなバンをレンタルすることも可能なので、大人数で行く場合は、1人当たりの値段がかなりお得になりますよ!

まとめ

バンコクに住んでみると、今までみたことのない乗り物に出逢うと思います。
日本にいるときとは違った感覚で、タクシーやバイクタクシーに乗れますよ。特にタクシーは料金が日本に比べてかなり安いです。
いずれ、シーローや路線バス、水上ボートも乗りこなせるようになれば、バンコク生活もより楽しくなると思います。
たくさんの乗り物を使い、素敵なバンコク生活にしてくださいね。

こちらの記事の執筆に当たりましてタイ・バンコクの不動産会社スックリビングに協力を頂き、今回の記事執筆の一部にご協力を頂きました。

https://www.sukliving.com/

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