海外の不動産へと投資をする場合には、まずは慎重に海外不動産の利回り比較をする必要があるといえるでしょう。
いま、日本人だけではなく、世界中の不動産投資家からも注目されているというエリアが、東南アジアやアメリカなどの国です。
世界の不動産投資事情
東南アジアは、経済成長が著しく、また日本とは違い、若年層が増加していると言うことから、働き手が多く居ます。人口も顕著に増え続けており、富裕層と呼ばれるような層も増えてきており割合的にも非常に多いです。
こういった面から、高い海外不動産の利回りが期待できるのが、東南アジア諸国であるといえるでしょう。
たとえば、フィリピンやカンボジアなどは、政情不安などの問題があり、不動産投資を行うためには、さまざまなリスクがあるとされてきて、今までは、あまり投資先として選ばれることはありませんでした。
しかし、最近では、こういった政情不安も落ち着きを取り戻しているといえるでしょう。
さらには、これらの諸国に関しては、経済的には未開の部分も非常に多いので、成長性が見込まれているといえるでしょう。今後不動産価格の高騰が予測されており、利回りの成長が見込まれています。
さらに、以前から注目されているシンガポールですが、こちらのシンガポールは経済的にも安定しており、さらに政情不安もありません。
このため、リスクが低いため、投資家からは以前から注目されています。
しかし、リスクが低い分、リターンもそれほど大きくないという特徴があります。
また、アメリカも同じく、経済的に安定しているため、リスクがそれほどありません。その分リターンが少ないというデメリットがあります。
しかし、目の前の利回りだけを見込むのではなく、長期的な目線を持って不動産投資を行う必要があります。
堅実な不動産投資をしたいのであれば、これらのシンガポールやアメリカ、さらに利回りやこれからの高騰を見込むのであれば、カンボジアなどの東南アジア諸国がおすすめです。
たとえば、フィリピンなどのエリアは、7%程度の利回りがあり、コンドミニアムの一部の物件では利回りが10%以上の物件もあります。このため、狙い目であるといえるでしょう。しかし、これらの東南アジア諸国は、土地を所有することが出来ないという規制があるため、必然的にコンドミニアムを狙う必要があります。海外不動産に投資をする場合には、このように土地を日本人が購入することが出来るか、利回りなども比較をしながら、慎重に選びましょう。