
日本では都会以外では不動産価格の上昇は見込めないので、海外で不動産を購入している人もたくさんいます。しかし日本と海外では当然法律は異なりますので、トラブルも結構起こっていると言われています。
日本では外国人が不動産を購入するときには日本人と同じように取得することができます。
土地の取得もできますし、建物も取得することができます。
一方、海外ではそうしたことができない国もありますので、「海外で日本人は不動産の所有権はある?」のかという点について考えてみたいと思います。
海外で日本人は不動産の所有権は?
まず裕福な日本人にとってあこがれはハワイです。ハワイは日本人がたくさん訪れていますので、別荘やコンドミニアムを所有するのがあこがれという人はたくさんいます。年に数回訪れるだけという人はそれ以外の間旅行客に貸し出して収益を出すこともできますし、ハワイの不動産は上昇傾向が続いていますので上手く売り抜けることもできます。そんなハワイの不動産は日本人が土地を取得することもできますし、コンドミニアムを購入することもできます。これも日本人にハワイの不動産に人気がある理由だと思われます。
そしてハワイと同じくマレーシアも土地の取得、コンドミニアムの取得が可能ですし住宅ローンを組むこともできます。
そして次に人気があるのが東南アジアです。例えばフィリピン。フィリピンはリタイアした人が移住する場所として結構人気で多くの日本人が不動産を購入しています。そんなフィリピンでは外国人が土地を購入することはできませんがコンドミニアムを購入するとことができます。また住宅ローンを組むこともできます。
このフィリピンのような国は結構たくさんあります。シンガポールやタイ、カンボジアなどがフィリピンと同じくコンドミニアムの購入はできますが土地取得はできません。こうした東南アジアの国には日本企業もたくさん進出しており、日本人向けのお店もたくさんありますのでリタイアした人がたくさん移住しているようですが、物価も安くて住みやすいといわれています。
こうした国はコンドミニアムを外国人が購入するのは全くかまわないが、土地を取得されると安全保障上大変抵抗があると言われていますので、このように土地取得を禁止しているのだと言われています。
このほかにベトナムでは土地もコンドミニアムも取得できますが、住宅ローンは組めません。またインドネシアは土地取得もコンドミニアムの購入もできません。