これから大学生になるならば、アパートを探す時期が気になるでしょう。受験を終えてから入学するまでにはある程度の期間があります。どの時期に物件探しをするべきか悩む人は多いです。そこで、大学生になる新入生のためにアパート探しの適切な時期を紹介します。
1.できるだけ早い時期に探すのが良い
大学生としてアパートで生活を始まるのであれば、できるだけ良い条件の物件を探すことが大切です。そのためには、他の新入生に良い物件を取られないようにできるだけ早い時期に物件探しを始めることをおすすめします。時期が遅くなればなるほど良い物件は減っていくからです。4月になってしまえば、良い物件はほとんど埋まってしまい条件の悪いアパートのみが残ってしまいます。
また、新入生が一般的にアパートを探す時期は2月から3月ですが、この時期というのは新社会人や転勤する人なども引越しをする時期です。そのため、新入生以外にもさまざまな人が良いアパートを求めています。そのため、良い物件の争奪戦となってしまい、不動産会社には毎日のように問い合わせがあって、良い物件は次々と決まってしまうのです。
2.年末年始から住むエリアや物件を調べておく
実際に大学に合格するかどうかは合格発表までわかりません。しかし、合格発表を終えてから物件探しを始めたのでは遅いです。その時点で良い物件をチェックしている人がたくさんいて、あっという間に物件が埋まってしまいます。そのため、まだ大学に合格する前の時点で、どのエリアに住むのか、そのエリアのどのアパートを選ぶのか情報を集めておくことをおすすめします。ある程度、住むエリアや利用する不動産会社、希望する条件、気になる物件などの情報をまとめておくと、合格発表後にスムーズに物件探しができるのです。
3.合格前予約のサービスを活用しよう
実は不動産会社の中には合格前予約のサービスを実施しているケースが多いです。合格前予約とは、まだ大学に合格する前の段階であらかじめ物件を予約しておけるサービスです。この場合、合格したのであれば必ず契約しなければいけません。ただし、大学に落ちてしまった場合は契約しなくても良いのです。事前にしっかりと物件の選定をする必要があるのですが、良い条件の物件を確実に確保できるため利用を検討してみましょう。
4.入試の際に物件の見学を済ませてしまう
もし遠い地域にある大学を受験するつもりであれば、入試の日についでに物件の見学をすると良いでしょう。その時点で大学に合格しているかどうかはわからないのですが、合格してからあらためて物件のために遠くの地域にまで行くのはお金と時間がかかり負担が大きいです。入試の際に物件の選定まで済ませておくと合格したときにスムーズに下宿先を決められます。
5.あえて5月まで待つという方法もある
たとえば、自宅からでも通える大学に行く場合には、4月は自宅から通学してもらい、5月になってからアパートを探すという方法があります。5月になると春先にはなかった好条件の物件が出てくる可能性があるのです。たとえば、4月に大学や会社を辞める人がいます。5月に物件探しをする人は少ないため、ライバルがほとんどいない中で物件探しを始められるのがメリットです。落ち着いていろいろな物件を見学して、好条件のアパートを見つけられるでしょう。入学式の日までにアパートを決めなければいけないと思い込む必要はないのです。
たとえば、4月だけマンスリーマンションやホテルなどを利用するという方法もあります。1ヶ月だけであればそれほど負担はかかりません。
6.まとめ
これから大学生になるのであれば、アパートを探す時期にこだわることは大切です。できるだけ早く探し始めるのが基本であり、あえて5月に探すという選択肢があることも覚えておきましょう。