
不動産投資と聞くと稼げるとか良い点ばかりが目立ちますが、中には失敗する人もいることを忘れてはいけません。
ここでは不動産投資に失敗しない為にしておくべきことをご紹介します。
これは初心者に言えることですが、最初に専門用語を一つずつ覚えていくことが重要です。
不動産業界ならではの抵当権、ノンリコースローン、表面利回りなどの用語が多く存在します。
宅地建物取引士の資格を持っている人なら心配ありませんが、初めて投資を行う場合には、これらの専門用語の勉強しておくことは必須となります。
ローンなどの金利制度の仕組み
次に知っておくべきことは、ローンなどの金利制度の仕組みです。
現金一括で不動産を購入する場合を除き、銀行などから借り入れをしてローンを組んで投資することになります。
海外不動産投資の場合は、その国の制度について調べる必要があります。
現地の不動産エージェントなら詳しく知っていますので、細かい点まで尋ねておくことが大切です。
そして、利益が発生したときに払わななければならないのが税金です。
インカムゲインやキャピタルゲインがいくら発生しても税金が高ければ、税引き後の利益は少なくなります。
利回りばかりに気を取られるのではなく、投資をする際にはこの税制も詳しく調べておく必要があります。
実際に物件を下見には、不動産を紹介してくれるエージェントと一緒に回ることになりますが、ありとあらゆる点を確認する必要があります。
内装や耐用年数から設備の老朽化までチェックしておかないと、購入後にクレームを入れても手遅れになるからです。
下見でチェックし忘れた点があれば、後から一人で見に行くことも辞さない覚悟が必要です。
また欠かせないのが周辺相場の把握です。
周辺の物件相場と比較して、安すぎても高すぎてもおかしいと感じる必要があります。
あまりに相場とかけ離れている場合は理由があるはずですので、不動産エージェントに尋ねることです。
もしここで納得のいく答えを得られない場合は、怪しいと判断するのが妥当です。
どの不動産エージェントも予想利回りをアピールしていますが、既に入居者がいる場合を除いて実際の利回りとは異なるので注意が必要です。
都心部にあるなどの立地条件が良くない限り、すぐには入居者が見つからないと考えておいて予想利回りを計算するのが堅実なやり方となります。
最後に大事なのが管理会社の選定です。
不動産を購入するとメンテナンスの義務が発生します。
そこで管理会社を利用することになりますが、会社によってそのサービスのレベルが異なります。
価格で決めるのではなく、きちんと評判を確認したり、仕事への姿勢を確認することが重要です。