プロンポンのサービスアパートとは?

プロンポンサービスアパート

プロンポンのサービスアパートとは?

タイの首都バンコクは約7万人の日本人が暮らすと言われ、アメリカのロスアンゼルスに次ぐ世界で2番目に日本人の多い都市です。

バンコクで暮らす日本人は企業から派遣された駐在員とその家族が多く、その人たちのほとんどはバンコク中心街のスクンビットエリアで暮らしています。

スクンビットエリアの中でもプロンポンと言うところには、日本食のスーパーや日本食レストラン、居酒屋や日本語の通じる病院や薬局などがあり日本に居る時と変わらない生活ができるほどです。

このエリアに居住する日本人はコンドミニアムやアパートメントなどが殆どです。

タイでは分譲用に販売された集合住宅をコンドミニアムと呼び、建物が一人のオーナーで賃貸専用の集合住宅をアパートメントと呼びます。

これらの施設は日本のマンションとは比べものにならないほど豪華で、プールやジムなどは標準装備でコンビニなども併設されているところがあり、24時間常駐のセキュリティもついています。

しかし、その上の豪華な暮らしをするのに最適な「サービスアパートメント」がタイにはあります。

日本人には聞きなれない宿泊施設ですが、ホテルの部屋にキッチンや洗濯機が付いたようなものでゴルフをする旅行者や仕事で単身の滞在者には人気です。

サービスアパートメントはこのような設備があることから長期滞在にも人気です。

コンドミニアムのような広々とした部屋とホテル並みのサービスが提供されるのがサービスアパートメントの特徴と言えます。

サービスアパートメントにはホテルと同じように繁華街の便利なエリアや、コンドミニアムのように住宅街にもあります。

前出のスクンビットエリアのプロンポンにもサービスアパートメントがあり、たくさんの人に利用されています。

ここでは日本人に人気のエリアのプロンポンのサービスアパートメントを紹介します。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

スックリビング

プロンポンエリアとは

プロンポンのサービスアパートとは?

プロンポンはバンコクの中心街のスクンビットエリアでBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)が通るターミナル駅からBTSで東に向かう一つ目の駅になります。

BTSの下にはスクンビット通りがあり、プロンポンはその両側になります。街の特徴としてはプロンポン駅に直結して南側には高級デパートの「エンポリアム」北側には同じ系列の「エムクオーティ」があります。

スクンビット通りからは「ソイ」と言われる脇道があり、ソイには番号が付いて南側が偶数、北側が奇数です。

どちらも高級住宅街ですが、その中でも北側の方に高級感があり、エムクオーティの先のスクンビットソイ35から次の駅のトンローに位置するスクンビットソイ55までが大きな一軒家やコンドミニアムが建ち並ぶバンコクの中で最も高級感が漂うエリアです。

プロンポンは日本人がたくさん住むことでも知られていて、日系のスーパーマーケットや和食レストラン、居酒屋など日本語の看板が至る所で見られます。

医療施設としてもトンローに近い「サミティベート病院」では日本人専用の診察施設があり、周辺には日本語の通じる歯医者や薬局などがあるため利用者の多くは日本人と言う状況です。

このようにプロンポンのエリアは高級感があり日本語が通じるバンコクでも特殊なエリアと言えます。

ここで暮らす日本人の多くはコンドミニアムに居住していますが、プロンポンにはサービスアパートメントもあります。

プロンポンのサービスアパートメントとは?

プロンポンのサービスアパートとは?

プロンポンは繁華街ではなく住宅地なのでコンドミニアムはたくさんなりますが、スクンビットやサイアムなどとは異なり、長期滞在者向けのコンドミニアムに似たタイプのサービスアパートメントがあります。

ホテルタイプのサービスアパートメントは短期滞在者が多いので、住宅地ではそれ程需要がないのかもしれません。その中でもプロンポンには古くから2つのサービスアパートメントがあります。

その一つはBTSプロンポン駅直結のデパートエンポリアムの上層階にある「エンポリアムスイーツ」です。このサービスアパートメントは駅から直結だけでなく、デパートと一緒の建物のため買い物や食事にも困ることがいので、街の中心でなくても旅行者や出張者には人気のサービスアパートメントです。

特に出張者の場合は近くに住む駐在員が多いため安心感があるのかもしれません。

このサービスアパートメントの家賃は月額1ベッドルーム95㎡で90,000タイバーツ(約315,000円)とこのエリアにしては最も高い家賃ですが大手企業の幹部クラスの人たちには人気です。

北側のソイになると駅直結と言うわけにはいきませんが、最も駅から近い物件に「アデルフィグランデ」と言うサービスアパートメントがあります。

駅からは徒歩6分ほどの距離でこのサービスアパートメントが位置するソイ41は、奥まで進むと行き止まりになっているので静かな環境の物件です。

家賃は月額1ベッドルーム46㎡で62,000タイバーツ(約217,000円)ほどになります。

このようにプロンポンにはスクンビット通りを挟んでサービスアパートメントがありますが、南側はホテル形式で北側はコンドミニアム形式のサービスアパートメントが多くあります。

プロンポンのサービスアパートメントに住むメリット

プロンポンのサービスアパートとは?

サービスアパートメントに住むならプロンポンではなく、街の中心部の方が便利なのではと思うかもしれません。

短期の滞在ならサイアムやシーロムの方が便利ですが、長期滞在になると日本人にとってはプロンポンの方が生活に便利です。

サイアムなどの繁華街には日本食レストランはありますが、日本人が好む居酒屋のようなところはありません。

また、ちょっとした買い物でも簡単な日本語なら通じる場合も多いので、普段の生活にストレスを感じることはないでしょう。

さらに、サービスアパートメントはベッドやソファなどの家具やテレビ、洗濯機以外にも食器なども完備されているところもあります。

このようなサービスアパートメントなら手ぶらでその日から暮らすこともできます。

このように日本とそれ程変わらない暮らしができて、何も用意する必要がないところがプロンポンのサービスアパートメントに住むメリットと言えます。

プロンポンのサービスアパートメントの探し方

プロンポンのサービスアパートとは?

プロンポンのサービスアパートメントを探す時には、短期滞在なら旅行会社やホテルの予約サイトで探すことができます。

しかし、長期滞在の場合は同じサイトでは高額になるので住宅専用のサイトから探す必要があります。

この方法なら日本に居ながらサービスアパートメントを決められるので安心です。

しかし、プロンポンエリアに詳しい人なら簡単に決められますが、周辺の地理に詳しくないと住んでみたら自分のイメージと異なることがあります。

このような時には、多くの日本人駐在員が暮らすプロンポン周辺には日系の不動産会社がたくさんあります。

日系の不動産会社なら日本人の好みもよく分かるので、住居の条件を伝えれば自分に合うサービスアパートメントを探してもらえます。

日本に居る間にホームページにアクセスして希望を伝えればスムーズに希望の住居が見つかるでしょう。

まとめ

プロンポンのサービスアパートとは?

プロンポンのサービスアパートメントを紹介しましたがいかがでしたか。

プロンポンはバンコクの中で日本人が最も多く居住するエリアで、買い物や日本食の食事、病気になった時の通院や薬の購入はプロンポンで済ませることができます。

街を歩いていても至る所に日本語が溢れているのでタイ語や英語が不得意でもそれ程困ることはありません。

さらに、サービスアパートメントなら自分で用意する生活用具もほとんどないので簡単に住めるメリットがあります。

こちらの記事の一部の執筆にあたりましてタイ・バンコクの不動産会社スックリビングに協力を頂きました。

タイ・バンコクの賃貸物件をお探しならスックリビング。

https://www.sukliving.com/

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