バンコクサービスアパート単身
バンコクには7万人ほどの日本人が暮らしていると言われます。長期滞在する時にはコンドミニアムかアパートメントに居住するのが一般的です。
コンドミニアムはプールやジムが完備されて、セキュリティもしっかりしているため子供が一緒の家族には人気の物件です。
一方、一人でバンコクに暮らす場合にはコンドミニアムよりもアパートメントの方が人気です。コンドミニアムは大規模の物件が多くプールやジムなどの施設が充実していますが、アパートメントはそこまでの施設はないもののオーナーが一人のため、部屋の家具の修繕や電化製品の故障の時には修理や交換などがスムーズにできます。
さらに、アパートメントで家具や食器、電化製品などすべてが揃い、コンシェルジェやレストランまで完備されたホテル並みの施設があります。
この施設はサービスアパートメントと呼ばれ長期滞在型のホテルのようなものです。
サービスアパートメントはコンドミニアムのような生活とホテル並みのサービスが同時に受けられるのが特徴で、単身者に人気があります。
ここでは、バンコクの単身向けのサービスアパートメントについて紹介します。
こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。
バンコクのサービスアパートメントとは
サービスアパートメントは日本人には馴染みのない住居なので、日本のウイークリーマンションのようなところを連想する人もいるかもしれません。
サービスアパートメントとはホテルの部屋にキッチンや洗濯機などが付いた住居を呼びます。
利用者は旅行や出張などの短期滞在から1年を超える長期滞在までさまざまです。
この宿泊施設なら旅行者の短期滞在でゴルフなどをする人はウェアを洗濯機で洗うことができて、長期滞在者は食事も外食だけでなくキッチンで料理することができます。
さらに部屋もホテルよりも広くリビングとベッドルームがセパレートしているところも多いため、ゆっくりくつろげるところが人気です。
このようなことから滞在日数に関係なくこれまでホテルに宿泊していた人も、サービスアパートメントの存在を知るとこちらに宿泊する人たちが多くなりました。
サービスアパートメントのタイプ
サービスアパートメントはホテルタイプとコンドミニアムタイプがあります。
どちらも豪華な造りで部屋には生活用具も完備されて、長期滞在でも生活用具を持ち込む必要はありません。
このようなサービスアパートメントにはホテルタイプとコンドミニアムタイプがあります。
ここではホテルタイプとコンドミニアムタイプのサービスアパートメントについて紹介します。
1.ホテルタイプのサービスアパートメント
ホテルタイプのサービスアパートメントは、一般的なホテルのようにレセプションやレストランがあり基本的にはホテルの部屋にキッチンや洗濯機が付いた施設です。
このタイプのサービスアパートメントは、バンコクの中心部の駅前に立地していることが多いため短期の旅行者や出張者によく利用されます。
その中でもスクンビットエリアのアソークにある「ジャスミンシティ」はテレビの日本語放送があるため、日本人に人気のサービスアパートメントです。
立地がよくホテルのサービスが受けられて広い部屋でゆっくり寛げるのがホテルタイプのサービスアパートメントです。
2.コンドミニアムタイプのサービスアパートメント
コンドミニアムタイプのサービスアパートメントは駅前立地もありますが、ホテルタイプのように繁華街やターミナル駅に隣接するところは少なく、住宅街中心になります。
基本的にはホテルタイプと同じですが、レストランなどは併設していないところがあります。
さらに、高級サービスアパートメントになるとレセプションやコンシェルジェなどが配置されて居住者のサービス施設が整っています。
コンドミニアムタイプのサービスアパートメントでもプールやジムは完備されていますが、ホテルタイプと大きく異なるのはセキュリティです。
ホテルタイプはキーカードが無くてもロビーフロアまでは入れますが、コンドミニアムタイプは館内に入る時にキーカードが必要な施設が多く、セキュリティも24時間常駐のため安心です。
このように、サービスアパートメントには2つのタイプがありますがどちらもグレード的には高いところが多く、コンドミニアムのように長期の滞在契約をする時にも家賃は高額です。
サービスアパートメントに向く利用者
ホテルのようなサービスが提供されて広々とした部屋で快適に過ごせるサービスアパートメントですが、どのような利用者に向いているのでしょうか。
サービスアパートメントは、ほぼホテルと同じ感じで過ごすことができます。
長期滞在の方で部屋に滞在する時間が少ない方は、清掃もしてくれるため自分で行う必要ありません。
しかし、部屋が統一されて自分が使いやすいようにアレンジすることができないため、自分の部屋にいるような落ち着いた感じにはなりません。特に夫婦や子供が一緒の時には長期間利用するのは難しいかもしれません。
一方、駐在員で単身バンコクに来た人は簡単な料理ができて、部屋の清掃も任せられるとなれば最も向いている利用者と言えるのではないでしょうか。
単身者なら子供が一緒の妻帯者と比べて周辺が賑やかでも便利なエリアに居住することができます。
駅前立地で周辺にレストランやショッピングモールなどがあるエリアのサービスアパートメントを選べば単身者も便利な暮らしができます。
単身者向けのサービスアパートメントの選び方
これまでサービスアパートメントと他のタイプの住宅やホテルとの違いについて紹介しましたが、サービスアパートメントはコンドミニアムやアパートメントよりも1ランク上の暮らしをしたい方向きで、部屋の作りよりもサービスや施設を重視して選ぶ傾向があり、単身の人向きの物件がたくさんあります。
その中でも単身で長期滞在する人が快適な暮らしができるサービスアパートメントの選び方を紹介します。
1.立地を優先する選び方
サービスアパートメントの利点は何といっても便利さです。
サービスアパートメントに居住する人には生活するのに便利なエリアを選びたいです。コンドミニアムやアパートメントは閑静な住宅街にもありますが、サービスアパートメントに居住するなら駅前の立地です。
バンコクの商業の中心のシーロムやスクンビットのアソークはホテルタイプのサービスアパートメントが多いため、バンコクの高級住宅街と言われる、プロンポンやトンローの駅周辺には便利なサービスアパートメントがあります。
2.サービスや施設を優先する選び方
名前の通りアパートメントにサービスが付くサービスアパートメントには極上のサービスや施設があります。
単身者でもホテルと同様なサービスの中で生活をしたい人はサービスや施設を優先した選び方をしてきてはいかがでしょうか。
駅まで距離があっても送迎サービスがあり、その他にもランドリーや部屋の清掃、レストランなどがあれば一切の家事をする必要がありません。
ホテルタイプのサービスアパートメントでもこのように施設が充実したタイプがあるので、単身で仕事が忙しい人や火事が苦手の人にはおすすめです。
まとめ
サービスアパートメントはバンコクの宿泊施設でも最上級の設備とサービスがあります。
短期の旅行者から長期滞在者まで快適に暮らせる施設が満載で、単身者向けの宿泊施設と言えるでしょう。
日本人には馴染みのないタイプですが、バンコクに来る前に現地の日系不動産会社に連絡すると詳しい情報が分かります。
物件もたくさんあるので一度相談してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事の一部の執筆にあたりましてタイ・バンコクの不動産会社スックリビングに協力を頂きました。
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