バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

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バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

タイは10万人近くの日本人が居住する世界でもたくさんの日本人が暮らす国です。

日本人がタイで暮らす理由は駐在員として派遣された人とその家族が最も多く、また現地に仕事を求めてやって来た人たちになります。

さらに、タイではリタイアメントビザの制度があり、50歳以上でタイ政府の定める基準を満たせば暮らせるため、この制度を利用して数千人がタイに居住していると言われます。

その中でも多くの日本人は首都バンコクで暮らしています。

バンコクは世界の都市で、アメリカのロスアンゼルスに次いで日本人が多く、エリアによっては現地で暮らすたくさんの日本人を見ることができます。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。

バンコクの日本人の暮らし

バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

既に述べました通り、バンコクで暮らす日本人の多くは会社から派遣された駐在員と家族です。

駐在員の多くはバンコクの中心部のスクンビットの東側になるプロンポンやトンローに居住します。

このエリアはバンコクの高級住宅街のひとつで、BTS(高架鉄道)のプロンポン駅の南側にはエンポリアムや北側には同系列のエムクオーティと言う高級百貨店があり、周辺には日本食の高級レストランや居酒屋、日本食スーパーがあります。

さらにこのエリアの私立の総合病院には日本人専用の診察棟が完備されたサミティベート病院では日本語の分かる医師や通訳が常駐して患者も日本人ばかりで、日本の病院と勘違いするほどです。

また、周辺の薬局も日本語の通訳が常駐するところが多く、このエリアに居住すれば日本語しか話せなくても困ることはありません。

しかし、このエリアで生活をするには家賃や物価が他よりも高いため誰でも暮らせるわけではありません。

駐在員で会社の補助が多い人やリタイア後に十分な生活資金がある人なら問題はありませんが、それ以外の人はもう少し安く暮らせるエリアで生活をします。

バンコクで日本人が生活をするエリア

バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

バンコクで日本人が最も多く暮らすエリアはプロンポンやトンローなどですが、他にも暮らすエリアがあります。

バンコクは都心部からBTSMRT(地下鉄)などが郊外に向かって走ります。前出の多くの日本人が暮らすエリアにはBTSのスクンビット線が走り東に向かって伸びています。

郊外に行くほど家賃や生活費が安くなるため、プロンポンなどのエリアに居住するのが難しい人たちはこの沿線のプラカノンやオンヌット、その先のエリアに居住します。

これらのエリアは日本語が通じるところはそれほどありませんが、プロンポンなどにもBTSやタクシーなどで至近距離のため生活に便利で人気のエリアです。

また、MRTはバンコクの中心部のスクンビットやシーロム、チャトチャック公園などで接続しますがBTSとは違うエリアを走ります。

その中でもスクンビットから北側のラマ9世からラットプラオ駅にかけては生活費が安いため日本人も暮らすエリアです。

バンコクで日本人が居住するコンドミニアム

バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

たくさんの外国人が暮らすバンコクで日本人が暮らすエリアでの住居はアパートメントやコンドミニアムになります。

タイでは建物は一人のオーナーで賃貸用住居の集合住宅がアパートメントと呼ばれます。

コンドミニアムは、分譲用に売り出された大規模集合住宅で部屋ごとにオーナーがいて賃貸契約は部屋のオーナーと結ぶことになります。

日本人の場合は単身や夫婦二人の場合はアパートメントに暮らす場合もありますが、アパートメントは1ベッドルームまでのところが多いため、子供が帯同する場合には2ベッドルーム以上の部屋が必要になるのでコンドミニアムで暮らす人が多くなります。

さらに、部屋の広さは60㎡以上となり、日本のマンションと比べても部屋の広さはありますが、ベッドや家具が日本よりも大きいのでそれ程部屋の広さは感じません。

これまでバンコクのコンドミニアムは60㎡以上がたくさんありましたが、新築のコンドミニアムは部屋が狭くなり、以前は30㎡位の部屋はスタジオタイプでしたが、1ベッドルームとなっています。

60㎡より大きなサイズの2ベッドルームの部屋を探すのは難しくなりましたが、築10年くらいのコンドミニアムでは大きな部屋のサイズがあります。

日本人に好立地のコンドミニアム

バンコクの高級サービスアパートメントとは?

日本人がバンコクで快適に暮らせるコンドミニアムのエリアはいくつかあります。

しかし立地が良くなるほど家賃も高くなります。

ここでは家賃別に最適なエリアを紹介します。

1.プロンポン・トンローエリア

バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

モデル家賃は2ベッドルームで8万タイバーツ(約28万円)くらいであれば暮らしやすいのがこのエリアになります。

街の中心にはスクンビット通りが東に向かって横切り、北側と南側に「ソイ」と言う脇道が南北に伸びます。

ソイは数字で示されて北側が奇数、南側が偶数です。

どちらもバンコクの高級住宅街ですが、北側の方がより高級感がありレストランやスーパー、大型病院があるため便利です。

また、このエリアで安い家賃のコンドミニアムを探すのであれば南側の偶数のソイがおすすめです。

2.オンヌットエリア

バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

BTSスクンビット線でトンロー駅から3駅郊外に位置するのがオンヌットです。

もともとはバンコクで働く港湾労働者の住む街でしたが、BTSの開通後には駅前を中心にコンドミニアムが建ち並び、駅周辺には2つの大型スーパーマーケットや、映画館を併設したショッピングモールなどたくさんの施設が開業して、落ち着いた街の景観と合わせてタイ人や外国人に人気の街になりました。

この駅からはスクンビットの中心アソーク駅までは5駅で、シーロムまでも30分もかからない近さなので十分通勤範囲と言えます。

家賃はプロンポンと比べると7割くらいで、新しいコンドミニアムが多いので子供帯同でも快適に暮らすことができます。

3.ラマ9世エリア

バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

スクンビットからMRTのブルーラインに乗りチャトチャックパーク方面の2つ目がラマ9世駅です。

ラマ9世駅は南北に延びるラチャダピセーク通りの道を挟んでフォーチュンタウンとセントラルプラザと言う大型ショッピングモールがあります。

さらに、セントラルプラザの裏手にはナイトマーケットが移転してきて賑わいが増しています。

このエリアはバンコクの中で下町風情がありラチャダピセーク通りの西側のソイを入るとタイ人の暮らすアパートや屋台が建ち並ぶ景観です。

もともとラマ9世駅周辺には大規模なコンドミニアムはありませんでしたが、ここ数年でラマ9世駅前のラチャダピセーク交差点周辺に大型コンドミニアムが建ち並びました。

スクンビットまでは至近距離で、シーロムまでも6駅と買い物や通勤に便利なエリアと言えます。

このエリアはオンヌットと同じくらいの家賃になりますが、幹線道路は交通量が激しく周辺には公園などもなく少し騒々しい雰囲気のエリアです。

日本人がこのエリアで暮らすには子供が一緒の場合はあまり適したエリアとは言えませんが、どこに行くにもこれほど便利なところはないので単身や夫婦二人がおすすめと言えます。

まとめ

バンコクで日本人が住むコンドミニアムとは?

バンコクで日本人が暮らすコンドミニアムについて紹介しました。

外国語が苦手な日本人は日本語の通じるエリアに住居を決める傾向があるため、プロンポンやトンローなどに集中して住むようになり、このエリアの外国人のほとんどは日本人になりました。

しかし、バンコクのコンドミニアムは周辺にも日本人の暮らしやすいエリアがあり、プロンポンやトンローなどと比べると家賃が安く済みます。それだけバンコクにはたくさんのコンドミニアムがあると言うことなので、バンコクに移住の際はじっくりと探せば快適に暮らせる日本人向きのコンドミニアムが見つかるでしょう。

こちらの記事の一部の執筆にあたりましてタイ・バンコクの不動産会社スックリビングに協力を頂きました。

タイ・バンコクの賃貸物件をお探しならスックリビング。

https://www.sukliving.com/

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