バンコクで暮らすならば、洗濯物について考えることが大切です。日本と同じような感覚で洗濯物を外に干すと大変なことになります。そこで、バンコクでの洗濯物の扱いについて、部屋干しの重要性を説明しましょう。
1.バンコクでは外に洗濯物を干しにくい
日本では洗濯物を外に干すのが一般的ですが、その常識はバンコクでは通用しません。バンコクには雨季があり、突発的に大雨になることがよくあります。また、基本的に湿気が高いため洗濯物を外に干しても生乾きになりやすいです。
さらに、バンコクは基本的に空気が悪いため、洗濯物を外に干しておくと臭いが移ります。大気汚染が進んでいて、PM2.5の影響もあるため、外に洗濯物を干した結果として、健康への悪影響も懸念されるのです。
2.バンコクでは部屋干しが常識
これからバンコクで生活するのであれば、日本と環境が大きく異なることを理解しましょう。洗濯物については、バンコクでは基本的に部屋干しをするのが常識となっています。洗濯物を外に干す人はほとんどいないのです。したがって、バンコクで暮らすならば、部屋干しのための環境を整えることが大切です。
3.部屋干しでは洗濯物の臭いが気になることがある
バンコクで部屋干しすることになると、洗濯物の臭いが気になってしまうことがあります。特にたくさんの洗濯物を部屋干しにすると、洗濯物が乾くまでの間、室内で不快な思いをすることになるかもしれません。洗濯物の臭いへの対策を考えることが大切です。
4.乾燥機を利用する
バンコクでは部屋の設備として乾燥機が用意されていることがあります。室内にある乾燥機を利用することで、部屋干しする必要がなくなり問題は解決されるでしょう。洗濯機で洗濯を終えたものをそのまま乾燥機に入れることで、1時間もあればしっかりと洗濯物は乾きます。ただし、乾燥機を利用する方法は電気代がかかってしまうのが欠点です。たまにしか洗濯をしない人や一人暮らしの人であれば、あまり電気代は気になりません。家族で暮らしている人は乾燥機の利用で生じる電気代に注意しましょう。
5.高層階やベランダに屋根のある部屋ならば外干しも可能
バンコクでは絶対に外干しができないわけではありません。たとえば、高層階の場合は、ベランダで外干ししたとしてもそれほど問題は起きにくいです。空気はキレイであり、しっかりと太陽の光で洗濯物を乾かすことができます。
また、ベランダに屋根が設置されているタイプの部屋であれば、雨を気にせずに外干しすることは可能です。たとえば、ベランダが屋根や窓などで囲まれている部屋もあります。このような部屋ならば、ベランダで太陽の光を当てながら洗濯物を乾かせるでしょう。
6.洗濯物を部屋干しするのに必要なもの
洗濯物を干すためには、ハンガーを掛けるための設備が必要になります。あらかじめ洗濯物を干すための設備が設けられている部屋もあるのですが、そうでない部屋もあります。この場合は、洗濯物を干すためのスタンドを用意するとよいでしょう。日本で市販されているようなものは、バンコクでも売られています。可変サイズ式の商品であれば、部屋のスペースに合わせて設置できるため便利です。ハンガーを掛ける台だけではなく、タオルを掛けられるスペースも用意されているスタンドだとより使いやすいです。
あるいは突っ張り棒を買ってきて、洗濯物を干すというやり方もあります。突っ張り棒を上手く設置できるスペースが室内にあるならば、部屋干しへの活用を検討してみるとよいです。
7.まとめ
バンコクは日本とは気候が大きく異なっているため洗濯物の干し方に気を使う必要があります。基本的には部屋干しをするべきであり、そのことを念頭に入れて部屋探しするとよいでしょう。乾燥機付きの部屋やベランダに屋根のある部屋などを探すとよいです。
本記事の作成にはタイ、バンコクの不動産会社スックリビングに協力を頂き当記事の作成をさせて頂きました。
https://www.sukliving.com/
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