バンコクのナーナーというと、夜遊びの好きな方はゴーゴーバーのナーナープラザがあるエリアという事が分かるのではないでしょうか。
ナーナーはスクンビットの中心街のアソークの西側に位置して、BTSナーナー駅のあるスクンビット通りの北側はスクンビットソイ11からソイ3、南側はソイ8からソイ4くらいになります。
この周辺はバンコクを代表する歓楽街で、スクンビット通りやソイなどにはバービアやレストランが建ち並び、外国人旅行者が深夜まで街を闊歩している姿が見られます。
では、このようなナーナー駅周辺に住むことはできるのでしょうか。また、ナーナーとはどんなところでしょうか
こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。
ナーナーとはどんなところ
ナーナーは外国人向けのバーやレストランが建ち並ぶ賑やかなエリアです。
その中のスクンビット通りの北側ではナーナー駅から最も近いソイ11は北上する500mほどの通りにはレストランやホテル、バービアやクラブなどが建ち並び旅行者だけでなく、クラブに遊びに来るタイ人などで賑わっています。
スクンビット通りを西に進むとインドやアラブ系の利用するお店が多くなり、ソイ5や3のほとんどのお店はアラブ人向けのものばかりです。
スクンビット通りの南側は、ソイ8には西洋料理のレストランやマッサージ店などがある賑やかな通りです。
さらに西側の高級ホテルのランドマークを超えたところに位置するソイ4にはバンコク最大のゴーゴーバーが集結するナーナープラザがあり、周辺にはバービアが建ち並んでいます。
その一方で、ナーナー駅前には、高級コンドミニアムのQハウスやオフィスビルが建てられていてこれまでの歓楽街のイメージが一掃される雰囲気です。
ナーナー駅周辺に住むことはできる?
これまで紹介しましたナーナーの住居は駅前のQハウス以外にはホテルばかりですのでコンドミニアムなどの住居はありません。
しかし、ソイの入り口にはバーなどがあり賑やかですが、その先はコンドミニアムなどが建ち並ぶ閑静な環境の住宅街です。
この住宅街は西洋人には人気ですが、ここで暮らす日本人はそれほど多くはありません。スクンビットで日本人に人気なのは、プロンポンやトンローなど日本語が通じる便利な施設が多いところですが、ナーナー周辺にはそのようなところはありません。
一方では、ソイ11の「オールドジャーマンビアハウス」などのような西洋料理のレストランがあり、比較的英語が通じやすいのが西洋人に人気の理由です。
また、こちらで暮らすとしてもナーナーの住居はバーなどが林立するエリアを越えていかなければならないので、子供が一緒の家族にはおすすめできるエリアではありません。
ナーナー駅周辺で暮らしやすいエリア
ナーナーはバーやレストランなどが建ち並ぶ賑やかなエリアなので住むには適していないと思うかもしれませんが、閑静なエリアもあります。ここではナーナー駅周辺で暮らしやすいエリアを紹介します。
1.スクンビットソイ11の北側のエリア
ソイ11は500mほど北に進むとT字路になり、これより北側は大規模の高層コンドミニアムやアパートメントが建ち並びます。
このエリアは築年数の経った物件が多いためファシリティ施設が充実しているのが特徴です。
休日などにスイミングやフィットネスジムを利用する方に適した物件が揃うエリアです。
2.ソイ4の南側のエリア
スクンビットソイ4はナーナープラザやバービアが建ち並びこのエリアでは最も賑やかです。
その距離は300mほどで、その先にはタイ人が暮らす大きな邸宅やホテル、コンドミニアムなどが建ち並ぶ落ち着いた雰囲気です。
ソイ11と比べると住宅地と比べると閑静な雰囲気で西洋人を中心とした外国人がたくさん暮らすエリアです。
ナーナー駅周辺の暮らし
ナーナー駅周辺にはたくさんの西洋人が暮らしていますが、こちらはバンコクの中心街でどちらに出かけるにも便利なエリアです。
その中でも、バンコクのオフィスに通勤される時には、スクンビットのアソークなら徒歩通勤が可能で、バンコク最大のオフィス街のシーロムまでもナーナー駅から5駅という便利さです。
また、お買い物は、ソイ11にはヴィラマーケットやソイ5にはフードランドがあり、隣接するアソーク駅前にはタイ人や外国人に人気のターミナル21やロビンソンデパートがあります。
食事は、西洋料理からインド料理などインターナショナルなレストランがあり、ターミナル21のレストラン街には日本料理のレストランがありますのでインターナショナルな食事を楽しむことができます。
このようにナーナー駅周辺には西洋やアラブ、インドなどたくさんの国の人が暮らし外国人旅行客の多いエリアです。
また、ショップやレストランなども他では見ることや味わうことができないものばかりです。
このように、ナーナーではバンコクにいながらインターナショナルな雰囲気を楽しめる街です。
こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。