タイバンコクに移住する時にビザや居住する家が決まると一段落ですが、バンコクで生活や仕事をするうえで携帯電話が使えないと不便です。タイは日本と同じで携帯電話は日常生活では切り離せません。しかし、日本の携帯電話をタイで使うにはSIMカードを購入しなければなりません。では、タイのSIMカードにはどんなものがあり、どのように購入すればよいのでしょうか。
この記事は、タイバンコクでのSIMカードの購入方法を解説します。
こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。
タイのSIMカードとは
日本の携帯電話は通信会社と一体型のSIMロックタイプが多いですが、タイは携帯電話やSIMカードはそれぞれ自由に選んで購入できるSIMフリーです。タイは3つの通信会社がSIMカードを販売しているのでその中から購入することができます。ここではSIMカードを販売する3社を紹介します。
・AIS
タイで最も大きな通信会社で通信スピードが速く安定しているので、地方でも通信エリアが広いのが人気です。
SIMカードには旅行者向けの7日や15日使用できるプランがあります。プランには長期間と使えるものがありデータや通信料を選べるので自分に合ったものを選びましょう。継続して使う場合はAISのショップやファミリーマート、ロータスやマックスバリューなどでTOPUPと言われるチャージができます。
・DTAC
こちらもタイ全体で使える通信会社ですが、AISと比べると地方での通信範囲は少し劣ります。プランも旅行者向けの3日、7日などから長期間使えるものまであり通話が多い方や、インターネットを多く使う方など利用方法によってプランを選べます。チャージされた容量を使い切った場合でもお金をチャージすればこのまま利用できます。SIMカードへのチャージはDTACショップやセブンイレブンなどでできます。
・TRUE
DTACやAISと比べても通信速度や利用エリアはやや劣りますが、バンコクなどの都市では携帯電話だけでなくWIFIが利用されているのが特徴です。プランは他の通信会社と同じプランが用意されています。その中で、FBやLINEなどのSNSアプリが多チャージなしで利用できるのは嬉しいサービスです。チャージはTRUEショップやセブンイレブンでできます。
タイのSIMカードの購入場所
タイに着いたらできるだけ早く連絡手段は確保しておきたいですが、タイのSIMカードはどこで購入できるのかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。日本とは購入方法が違い簡単に購入できます。ここではタイバンコクでSIMカードが購入できる場所を紹介します。
・空港で購入
タイの空港では外国人旅行者のためにSIMカードを販売するショップがあります。スワンナプーム空港やドンムアン空港では到着ゲートを出ると通信会社のショップがあります。SIMカードの種類はたくさんあるので、ショップの店員さんに滞在日数や利用方法を伝えれば希望に合うSIMカードを選んでくれます。
空港で購入する時には簡単な英語で対応できますので英語が苦手な方でも心配はいりません。購入するSIMカードが決まったら店員さんが入れ替えしてくれるので使えるかどうか確認しましょう。また、日本のSIMカードはなくさないように注意しましょう。
・携帯電話やSIMカードショップで購入
タイには携帯電話や通信会社、SIMカードのショップやコンビニなどで購入できます。空港で購入できなくても街の至る所で購入できるので心配いりません。
通信会社のショップやSIMカードのショップでは滞在日数を伝えれば最適なSIMカードを選んでもらえます。一方、コンビニで購入すると自分でチャージをしなければならないので、慣れていない方は利用が難しいです。
・日本で購入する
タイで購入するのが心配な方は日本で購入ができます。日本に居る間にAmazonなどの通信販売で購入してSIMカードを差し込むだけなので、タイに到着後すぐに使えるので安心です。
タイのSIMカードを購入する時の注意点
・携帯電話のSIMフリーを確認
日本の携帯電話は自由にSIMが使えないSIMロックの場合があります。これではタイのSIMカードを使うことができないので、SIMロックの場合は事前に解除しましょう。
・タイでSIMカードを購入するにはパスポートが必要
タイのSIMカードを購入するには登録する必要があるので外国人は購入する時にパスポートが必要ですので、市中のショップやコンビニで購入する時には忘れないようにしましょう。
SIMカードの課金方法
SIMカードに課金するには2種類のタイプがあります。課金方法は必要額をチャージするプリペイド式と定額制のポストペイ式です。
・プリペイド式
必要な額だけチャージするので無駄がなく購入が簡単ですがチャージを忘れると使えなくなるのでチャージが面倒で、通話料が高いなどのデメリットがあります。決まった期間滞在する人には便利です。
ポストペイド式
日本の携帯電話と同じように月額制です。プランが多いので自分に合ったプランを組み合わせれば料金が安くなります。こちらは銀行口座から引き落としになるのでタイの銀行の口座が必要です。
タイの旅行や移住して暮らす時には通信手段は重要です。タイに着いてから家族やスタッフと連絡がつかなくて困らないように、事前に準備しておきましょう。
こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。